ふつうの天ぷらとの違いは「油」にあり。油「マルヤマニ純正胡麻油」だけで使用するか、ごま油にコーンサラダ油、綿実サラダ油などを加え、半々くらいにブレンドして使用します。油の量は少なくてもできますが、ネタを入れたときに油の温度の上下幅が大きくなり、うまく揚げるのがむずかしくなります。ですからある程度の量(2cm位)はあったほうがよいでしょう。 衣全卵1個に冷たい水を300ccほど加え、よくまぜます。そこに薄力粉150グラムほど加え軽くまぜます。この時にかき回しすぎないのがコツです。 衣は時間が経つと、小麦粉から出てくるグルテンという物質により粘りが出てきます。このため時間の経過した衣で天ぷらを揚げると、サクサクとしたおいしい天ぷらにすることがむずかしくなります。 ですからあまりグルテンが出ないように、冷たい水を使い、混ぜる時もかき回しすぎないことが大切です。また作った衣はなるべく短い時間で使い切りましょう。 油の温度油の温度は170度〜180度くらいです。衣をなべに入れ、すぐに浮き上がってくる位が適温です。ネタにもよりますが、素材の水分を上手に飛ばすために、天ぷらが焦げない位の温度でじっくりと揚げることがポイントです。 天つゆだし汁5、しょうゆ1、みりん1の割合に砂糖を少々加えで作ります。大根おろしを入れると、さらにおいしくなります。 市販のめんつゆをご利用ならお手軽にできます。 天ぷらの保存方法天ぷらが残ったら冷凍にして保存します。食べる時には自然解凍か、電子レンジで常温まで解凍し、オーブントースターで温めます。サクサクとしたおいしい天ぷらに戻ります。 |